麻雀は中国発祥というのはもちろんみなさんご存知ですが、ルールなどを知っている方は少ないかとおもいます。

概要ですが下記に記していきたいと思います。

目次

中国の麻雀の種類

日本だと麻雀は麻雀ですが、中国にはたくさんのローカルルールがあります。
四川、広東、武漢、長沙、南京、上海、北京・・・
土地ごとにルールがあるといっても過言ではありません。

さらに上海麻雀でも慌上海麻雀と清上海麻雀があります。
簡単に言うとなんでも集めてとにかく上がればよいのが慌上海麻雀、
同じ牌で染めたり、ポンばかりで集めるのが清上海麻雀になる、など色々なやり方があります。

中国の麻雀はどこでやるか?

日本だと雀荘が多いのではないでしょうか?
煙草を吸いながら、むっさいおじさんや学生がたまってやっているイメージがあるのではないかとおもいます。

一方中国は雀荘でもやりますが、道端で雀卓を出して始めたり、お店を閉じた後にやったりもします。

しかも女性の麻雀率が非常に高いです。会社の帰りに男性1人、女性3人で連れだって行ったりもしていました。

中国の雀荘はどんな感じ?

いろんなパターンがありますが、私が行ったところは雑居ビルの5階や、地下など。
入り口は少し気が引けますが、入ってしまえばきれいです。
またすべて個室になっており、トイレが同じ部屋にあることもあります。

食事は雀荘にお願いしたり、出前を取ったりなので日本と同じですが、
飲み物等を持ち込むこともできるので日本より緩いかもしれません

牌や雀卓について

もちろん手で積むのもありますが、もっぱら自動雀卓です。
ただし日本と違って四角で積むのではなく、ひし形に積んでいきます。
牌は日本のものより、1.5倍くらいあります。はじめは「大きいな」と思いますが、慣れてくるとこちらのほうがやりやす感じがします。

また半チャンというような規定回数ではないので、
「終わろうぜ」というまで延々と続きます。

賭けについて

点棒はなく、もっぱらチップです。
チップなので、チップの種類で掛け金が変わります。点数計算も比較的簡単になります。

一回ごとに清算なので、チップがなくなればいったん終了です。(チップを配りなおしてつづけるなど)

掛け声について

ポン、チー、ロン、自摸など同じです。
(言わなくて黙々とやる場合もあります)
ただし広東語等で発音する人もいます。

その他

役があまりなくシンプルな部分があるのでとにかく牌を引いて、捨てて、鳴いての流れが
めちゃくちゃ早いです。
徹マンになると捨ててから引くまでが早いので捨て牌を鳴くのを忘れたり、日式麻雀のつもりで打っていたりでぐちゃぐちゃになってきます。

ちなみに私がよくやっていたのは
上海清麻雀
上海荒麻雀
四川麻雀
広東麻雀
です。

どれも面白いので楽しいです。