浦東の日本人学校限定ですが、下記のような感じです。
是非参考にしてください。

目次

校舎/設備

小学校から中学までは同じ校舎にいます。(下駄箱も同じです)
一方高等部は同じ校舎なのですが、通常は防火扉みたいな壁があり、行き来できないようになっています。体育館等は共用ですが、入り口(下駄箱)は別になります。

特質としては学校がきれいです。私立の学校かと思うくらいきれいです。
全体的に光が入りやすく、明るく広い作りなっています。

体育館は校舎の4階?にあります。しかも2か所。。。
日本の公立高校にありがちな渡り廊下を渡って、、、という感じではありません。
さらに武道館も校舎内にあります。

さらにさらに、プールが温水で地下1階。こちらもきれいです(こども談)
図書室も小学部/中学部共用なので幅広い本があります。

正直羨ましいというレベルの施設です。

授業について

小中学校は基本的に日本の学校と同じです。教科書も日本のものです。(当たり前ですが)

上海の日本人学校ならではというのは中国語の授業あるところ。こちらは中国語のレベルによってクラス分けになります。上の方のクラスだとハーフの子もいるので、内容もガチンコです。
あと小学部でも英語授業があります。こちらもネィティブの先生。こちらは先生次第です(うちの子供は喜んでいました)

学校の先生について

学校の先生は日本全国から来ます。なので方言や教え方もいろいろ。
うちの子供も東北の方の先生(場所失念!)、長崎の先生、大阪の先生、全国津々浦々の先生に教えてもらいました。

どうも海外の日本人学校で教鞭をとる先生の募集については応募制らしいです。
海外の日本人学校で働きたい先生は国内で試験を受けて合格すると赴任が決まるようです。ただ、どこに行くかは直前までわからないようです。4月1日だかに一斉に現地に行ってそこから2年?か3年?の決まった期間日本人学校で教鞭をとります。
つまり変な生徒がいても、モンスターペアレントがいても自分で何とかするしかない!
先生も覚悟を決めてきているだけあり、優秀な方が多いように思いました。

日常生活~弁当/飲み物~

食事はお弁当。給食や牛乳などはありません。
結構お弁当つくりが苦手な方もいるかと思いますが、日本人向けスーパーには冷凍食品もありますし、ワイマイ(デリバリー)のおかずを入れるという手法もあるので大丈夫かと思います。

なお中国の冷凍食品、小籠包などもあるのですが、うちはどうも味が合わず使っていませんでした。
(中国の人はあまり冷えた弁当は食べないようなので、「温かいままで食べる」というのが原則でつくっているのかな、と思いました)

飲み物は水筒でもっていきます。(水道の水は飲みません)←飲めませんではないのですが・・・飲まないです。
なので忘れると悲惨です。先生によっては届けてほしいという方も。

日常生活~空気の話~

一時期中国では空気の話題があったかと思いますが、空気が汚い日は運動を禁止したり、外に出るのが禁止になったりします。

この空気が悪い原因は冬場の炭を燃やして暖をとること(特に東北地方)、そして山の配置や風の向きで煤などのPM2.5などの物質が溜まりやすいからです。
したがって空気が悪くなるのは冬場が多く、その時期は体育などの運動系授業が突然なくなることもあります。

日常生活~安全の話~

子供の安全の話で行くと、「1.日本人に関するヘイト」と「2.人さらい(児童誘拐)」があります。
※別途どこかで書きます。

浦東の日本人学校の場所は比較的安全な場所にあり(経済特区)、建物名が明記されていない地図もあります。(でもグーグルマップで上海日本人学校を検索すると出てきますし、上海領事館のHPにも住所がでています)
また学校内への入校は厳しく、入館証を持っていないと絶対に入れません。忘れたときに代替できるのはパスポートくらいです。

基本はバスでの通学になりますが、特別な用事で直接子供を迎えに行くこともあるかと思いますが、
事前に連絡入れておかないと引き渡してくれません。

安全に100%はないですが、ある程度安心できるとおもいます。

日常生活~学習用品の入手について~

小中学校は義務教育なので教科書は学校で配られるのが基本ですが、領事館で手続きをすると入手できるときもあります。(領事館での入手はインターナショナルスクールに通っている方等、日本人学校で受け取れない方という認識です)

ノートや文房具などは専用のものは隣接する日本人向けスーパーで買ったり、参観日等の学校に行くときに合わせて出店しているお店で購入できます(体操服や習字セットなども)。
あとは年度の途中で入ってきた子は日本で着ていた体操着、上靴等をそのまま利用している子もいます。

高等学校も基本的には同じですが、携帯がOKだったり少し自由です。
制服はあるのですが、基本は私服。かばんも自由です。