結論からすると日本人学校といえども運動会は基本同じです。
もちろん少し異なるところもありますが、面白い!と言えるようなレベルだと思います。

目次

まず最初におさらいから

日本人学校は前出のように浦東と浦西(虹橋)にあります。
浦西(虹橋)の日本人学校は小学部だけですが、浦東は小学部・中学部・高校とあります。

私が見学に行っていた運動会は浦東なので浦東の運動会の話で行きたいと思います。

小学部/中学部運動会:朝

どちらも席取りで結構早くから並びます。
噂によると4時や5時から並ぶ人も。
またほかの人にお願いして席取りをしてもらう人も(共同作業ですね)

もちろん圧倒的に近くに住んでいる人が有利です。
中には朝早くにパパに席取りに行ってもらって、そのあとお弁当ができたらママと替わってというようなこともあるようです。

学校も毎年工夫をしているようですが、何せ生徒の数に対し、親御さんの数のほうが多いので10時ぐらいに行くと
結構厳しい場所になったりします。

入場:

時間になったら入れますが、入校証を忘れると悲惨なことになります。
せっかく並んでいたのには入れないという。。。
ちなみにパスポートでも代用できるといううわさがありますが、
入校証を持っていないのにパスポートを持っている可能性も少ないので
厳しいかと思います。

席の状況:

もちろんグランドに近いところが人気です。
またテント等があるので、テントの中なども人気です。
特に小学部の運動会は秋に実施とは言え、まだまだ暑いのです。
朝は日差しがきつくても午後になったらほかの場所のほうが熱くなった、等ありますので注意が必要です。
またどこまで一般席になるかは毎年微妙に変わっている感じなので
事前情報をキャッチできるとよいです。

運動会自体の様子

ほとんど日本と同じです。でも中国ならではの部分もあります。
例えば
・グランドの多くは人工芝です。土煙等は舞い上がりません。
・トラックはやわらかいアスファルトです。また保護者席の一部もアスファルト。
なので、地面が熱くなることがあります。
・近くの中国の学校の校長先生や、日本人向けの幼稚園の先生、総領事などが
みにきて、場合によってはあいさつします
・中国語での指示も出ます(起立、礼などの指示、挨拶や説明など)
・日系企業が控えめにスポンサーになっていたりします
・運動会用のTシャツなどが、生徒デザインの上で配布されます
・出し物も中国的なダンスがあったり、太極拳的なものがあったりもしますが、
一般的な騎馬戦、組体操、ダンス、応援合戦、リレーなどもあります。
などなど。。。

お弁当について

お昼休みは手作りお弁当の時間。。。ですが、
これは家庭によってだいぶん違います。
中国人のママも結構いますので、その方々は日本式のお弁当など作りません。
非常に簡単なつくりだったり、ワイマイのまんまだったり。。

でも中国人ママは普段働いたりする人もいますし、お弁当つくりの経験のない方も。

同じ日本人同士でも全国各地から上海に来ていますので、
こちらの差だけでも面白いかもしれません。

そのあたりいろんな家庭があって面白いです。

カメラ撮影/ビデオ撮影

私がいたときは座席以外にも、撮影エリアがあってそこからも撮影できるようになっていました。

帰り

バスも出ていたと思いますので、いつも通り帰る子供もいますし、親と一緒に帰る子供もいます。
ただし親と一緒に変える子供は誘拐の危険もあるので、きちんと「親である」ということを確認したうえで親に渡していました。

おまけ

上記のように学年デザインのTシャツがもらえたり、おそろいのかばんがもらえたりします。
しかもなかなかいい品質のものがもらえます。。。
公立中学出身者からすると、羨ましいです