中国にいると日本人の名前は読み方が2つあります。
一つは日本語読み、もう一つは中国読みです。
これは便利であり、不便でもあります。
そしてトラブルにもなります。
実際に私が経験したトラブルです
1つ目
これはホテルの予約についてです。
中国のサイトだとアルファベットの入力ができない時があります。
(大众など)
そこで漢字で入力して予約をしてしまいました。
当日ホテルに行ってチェックインをしようとすると
フロントではじかれます。
理由はパスポートと「読み方が違う」から。
フロントには英語で説明したものの、大众のコールセンターが納得しません。
ホテルのフロントにも手伝ってもらって大众へ1時間くらい説明して
ようやく名前の読み方が異なることを理解してもらいました。
2つ目
こちらは銀行と銀行に紐づいたクレジットカードを作った際のことです。
名前の記入を漢字で書いてしまったので、
勘違いをされてしまってパスポートと合わなくなってしまい、
使えないクレジットカードができてしまうという状況になってしまいました。
3つ目
名前とは限りませんが、
存在する漢字と、存在しない漢字があります。
中国は簡体字が中心ですが、みなさん繁体字も読めます。
したがって簡体字も繁体字もない漢字が読めません。
たとえば竜という漢字です。
全くないわけではないようですが、読めない方が多いです。
もちろん龍は読めます。
でも竜は亀に勘違いされたりします。
中国も同じ漢字なのでコミュニケーションとしては
漢字での名前は有利なのですが、
時々このような誤解があります。