抜罐って聞いたことはありますか?カッピングともいうのですが、真空のガラス球を当てて
うっ血させて邪気を取り除く漢方療法です。上海で体験してきましたので紹介です。
体験時期:2019/10/12 施術時間:20分から30分
時々中国の方の襟元から赤い丸いうっ血した跡が見えていることがあります。赤黒くなっていていかにも痛そう。。。気になって聞いてみると「抜罐」という中国の健康法で、「体の中の湿気をとって体の調子整える」とか、「悪い血を開放して気の流れをよくする」とか・・・。(中国の人は体の中に湿気が溜まると調子が悪くなると考えています)
ちょっと気になったので体験してみました!
目次
お店
こちらのお店で施術をしてもらいました
金額
なんと58元!普通にマッサージするより安い・・・
体験談
はじめてのお店なのできょろきょろしながら行くと、フロントでどのマッサージのコースが良いかの説明をし始めました
写真を見せながら「いやいや抜罐を受けたいんだけど」と身振り手振りで伝えると、ちょっと不思議そうな顔をしながら奥の部屋へ・・・。(抜罐を受けたがる日本人は少ないと思いますし)
まずは用意された服を着替えると、少し準備に時間がかかると。しばらく待っているとこぶしより大きいサイズのガラス球をいくつもお盆で持ってきます。
身振り手振りで上半身を脱いで、うつぶせで横になるように言われます。
ここからは自分の背中で何が起こっているのかはわからないのでまな板の鯉状態。
恐らく温めたガラス球を背中に置いていっているのですが、最初真空で吸い上げられている感じと温められたガラス球で「イタ温かい」感じ。
これを20個くらい背中一面+足裏に行うと、施術士さんは出て行ってしまいます。少し背中は汗をかく感じで、ガラス球に軽く吸われる感じのまま20分~30分くらい放置。その後施術士さんが戻ってきて、スポスポとガラス球を外したら、施術終了。
数時間は風呂に入ってはいけないと言われました。(もう一つ何か注意を受けましたが、失念しました)
しばらくすると赤い色が紫色になってきますが、見た目の大参事に反して痛みはありません。
むしろ1~2週間はこのまま痕跡が残るので嫌な人はいやかもしれません。私の場合周りの中国人の人が「抜罐やったんだ~!」的な感じで親近感をもってくれましたが・・・。