2021年清明節は4/3~4/5が3連休だったようです。

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清明節とは?

中国では清明节(チンミンジェ)と言い、24節気の1つです。
中国では3連休になることが多いようです。
ここから春と感じる人もいるようです。

何をする日?

いくつかあるようですが、祖先へのお墓参りをする日です。
大都市等へ仕事しに行っている人にとっては久しぶりの里帰りになります。もちろん親族で集まれば一緒に食事をしたりします。
近くにお墓がある人はよいのですが、旧正月や国慶節までとはいきませんが、少し遠いと新幹線や飛行機のチケットを取るにも大変のようです。

一方中国は連休が少ないので、このタイミングに別のところへ観光旅行する人も結構いるようです。

また最近は故郷に帰れない人のためにネットで墓参りをするサービスもあるようです。具体的には別の人にお墓参りに行ってもらい、掃除等をしてもらい、その様子を動画orライブ配信してもらうようなサービスです。
こちらは少し前からありましたが、コロナが流行したとき政府が推奨したこともあり、サービスとして定着しているようです。

他には昔の故事にしたがって、温かくないものを食べる日でもあるようです。(中国の人は冷たい弁当等は嫌がりますので、冷たいものを食べるのは例外になります)
食べ物で言うと青団(青团:チントゥアン)という草餅を食べる風習もあります。
なのでこのころは青团を売る有名店の店頭は列ができていますし、スーパーの店頭等にも青团を並べています。
また「にわか青団職人」も出て、自分で作った青団を路上で売っている人もいます。

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あとは踏青といって温かい天気の下、外にでることもします。「去踏青了」などとコメントして、外を歩く写真や公園の散歩の様子等をネットにアップしています。

どんな様子だったのか?

2020年はコロナの影響でなかなか実家に帰れなかった人や旅行に行けなかった人が多かったようです。
そこで今回の清明節で旅行の計画を立てていた人も多かったようです。

抖音などを見ると広東の方の高速道路では20時間が車が動かなくて、車から降りてガードレール等に座っている人の動画や延々と続く車の列などが見えます。
また新幹線等のチケットも即売したとのこと。

連休は混んでいるのが徐々に定着している感じなので、
遠出をしなかったり、サービス業の人はあえて仕事をして別の日に休みをとったりもしているようです。